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取引信用・履行保証

取引先と官庁、どちらの事情にも振り回されないために

事業を続けていると、自社の努力だけでは防げないリスクに直面することがあります。

  • 取引先の倒産や支払い遅延

  • 官庁工事で求められる保証条件

  • 契約は取れたのに、資金が先に出ていく状況

取引信用保険と履行保証は、こうした「相手側の事情で発生する経営リスク」に備える仕組みです。

 

取引信用保険

売掛金は、会社にとって重要な資産です。しかし、取引先の事情によって回収できなくなることもあります。特に、

  • 取引金額が大きい

  • 特定の取引先への依存度が高い

  • 新規取引が増えている

こうした場合、一件の未回収が資金繰りに大きな影響を与えることがあります。取引信用保険は、取引先の倒産や長期の支払い遅延などにより売掛金が回収できなくなった場合の損失を補填する保険です。「もし回収できなかったらどうなるか」を事前に整理するための選択肢のひとつです。

 

履行保証

官庁の入札工事では、受注時に履行保証を求められるのが一般的です。官庁側は、「工事の途中で業者が倒産した場合でも、工事を完了させたい」という立場にあります。そのため、次のいずれかを条件として提示されます。

  • 請負代金の 〇%を契約金として預ける

  • 履行保証保険に加入する

 

契約金を積む場合の注意点

契約金を積む場合、

  • 工事が完了するまで返還されない

  • 公共工事を継続すると、常に資金が拘束される

  • 資金繰りに余裕が必要

という特徴があります。キャッシュに余裕のある会社であれば選択できますが、公共工事を継続的に受注する場合、常に一定額の資金を預け続ける状態になります。

 

履行保証保険を選ぶ理由

こうした理由から、

  • 資金を拘束されたくない

  • 運転資金を手元に残したい

  • 継続的に公共工事を受注したい

という会社では、履行保証保険を選択するケースが多くなります。他の金融機関による保証もありますが、実務上は融資との関係もあり、必ずしも使いやすいとは限らない場面もあります。

 

保険を使うかどうかは、取引と資金状況次第です

取引信用保険も履行保証も、すべての会社に必要なものではありません。

  • 取引先の構成

  • 官庁工事の比率

  • 資金繰りの状況

  • 今後の事業方針

これらを踏まえて、「今の会社にとって意味があるかどうか」を判断することが大切です。

 

内容を確認してみたい方へ

  • 官庁工事で、どの保証を選ぶのが現実的か

  • 取引先リスクはどこにあるのか

  • 今の資金繰りで無理が出ないか

こうした点を整理するだけのご相談でも構いません。保険の加入を前提にせず、取引や契約条件の整理から一緒に確認します。気になる点があれば、まずは現状確認としてご相談ください。

 

​ⓒヒトコモンコンサルティング合同会社

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